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Zakkaboh Photo Exposure

Zakkaboh photo exposure  "De photo Flos sketches"

《 “緑・気・浴・・一寸前の定点観察地!!”❖ 20/4/19❖》

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外出自粛要請が出ている中、公園には結構の人出。対応次第ってこと。

後ろの塔は、立ち入り禁止だった。

 

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コデマリ
 こでまり(小手毬) バラ科(Rosaceae)

  学名:Spiraea cantoniensis Lour. 

小さな花が丸くかたまって咲くことからコデマリ(小手毬)と名前が付いた。

江戸時代に渡来した植物。和名由来は、花序が丸く小さな手毬の様に見える事による。

枝は細く、暗赤褐色、後に褐色になり弓なりに先が枝垂れる。

葉は互生、菱状狭卵形で先は鋭頭、葉先半分に不規則な鋸歯がある。

葉柄は長さ5㎜位。直径5㎝位の丸い散形花序に多数の花をつける。

花は、直径5~7㎜。萼片は、長三角形。花弁は白色。雄蕊は、20~28個。

 

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ツツジ躑躅‘大紫’    ツツジ科(Ericaceae)

学名:Rhododendron ‘Oomurasaki’

大輪の赤紫花。江戸時代中期に園芸された古い品種。高さ約1mの低木。
葉の長さは5cm位、幅3cm位。花は、花頂に数個散状に付く。花冠は淡紅紫色。
ツツジの多くは隔年開花の傾向があります。花後に種子ができると新芽の伸長が弱くなり、
花芽分化できるまで成長していないことが原因。
そのために花後はすみやかに花殻を取り除き、新芽の伸長を促します。
モチツツジの花殻は粘性が強く指にくっついて始末が悪い。
これを防ぐ方法は薄めた洗剤液に指を濡らすこと。手は汚れず能率が上がり一石二鳥。」
(筑波大学;中野好基)
 

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クレマチス(アーマンディー系)’スノードリフト’  キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Clematis armandii Franch.“Snowdrift”
クレマチスキンポウゲ科(Ranunculaceae)、 センニンソウ属の園芸種の総称。
このアーマンディーは、園芸種である。アーマンディー系センニンソウ節に属する。
常緑、木質つる性。花は、前年枝の葉腋につき、一重、椀形~やや平開。
直径4~7㎝、萼片4~5個、白花又はピンクの花色。葉は、革質、3出複葉・羽状複葉。
早春に芳香のある白花を一面に咲かせる原種系クレマチス
仏の宣教師、博物学者アルマン・ダヴィド(J.P.Armand David)命名の花。
中国で博物学的調査を行い、ハンカチノキ等と共にクレマチスを発見した。
 

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学名:Vinca minor
ヨーロッパ原産。株元から匍匐(ほふく)して茎が伸びる。花は直径2.5cm位、青色の5弁花。
ツルニチニチソウによく似ているが、ツルニチニチソウの萼には毛がある。
ツルニチニチソウ(ビンカ・マジョール・Vinca major)の小型版でビンカ・ミノールと呼ぶ。
ツルニチニチソウ(マジョール)は、耐暑性があり、萼に毛があり、匍匐枝から根が出ない。
ヒメツルニチニチソウ(ミノール)は、耐寒性があり、萼に毛が無く、匍匐枝から根が出る。

 

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 タンポポ
 たんぽぽ(蒲公英) キク科 (Asteraceae/Compositae) 

学名:Taraxacum japonicum
別名・別読み: ニホンタンポポ(日本蒲公英)

画像のタンポポは、日本タンポポであると思われるが、特定できない。

最近、資料等で見る"キバナシロタンポポ"に似ているが検証出来ていない。
キバナシロタンポポシロバナタンポポの単純な変種なのか否かも不詳だ。
総苞外片の突起の変異等も今後研究結果が出てくるだろう。
在来の黄花種の雑種なのいか、ケイリンタンポポの一変異なのか等々興味深い。
顕微鏡で、花粉を調べてみたい気もするが専門家の見解を待ちたい。
素人は止めておく揃っているかどうか、チェックしておくといいでしょうね。
ケンサキタンポポとかモウコタンポポ等にも画像を見ると同種にも見える!?!

和名「タンポポ」の由来は諸説ある。花後の姿が綿球のタンポに似ているので、

「タンポ穂」とよばれたとする説

花茎を切り出して、その両側を細く切り裂いて水に浸けると反り返り、の形になるので、

タン・ポン・ポンという音の連想からという説

タンポポが鼓を意味する小児語であったことから

江戸時代にツヅミグサ(鼓草)と呼ばれていたものが、

転じて植物もタンポポと呼ばれるようになったとする説がある

日本語では古くはフヂナ、タナと呼ばれていた

地方によっては、ツヅミグサ、フチナなどの方言名がある。-Wikipediaより抜粋引用-

在来種のタンポポのうち、平地に生育する黄色の花の在来種は、

最近では1種類として扱われることが多くなった。

たが、地方によって少しずつ形が変形している。

図鑑には、関西以西にカンサイタンポポ、東海地方にトウカイタンポポ

関東地方にカントウタンポポ中部地方以北にシナノタンポポなどと書かれている。

新潟大学の森田竜義氏によると、

これらの平地生2倍体種(染色体を16本もっているタンポポ)は1種類で、

カンサイとカントウが亜種、シナノやトウカイがカントウの変種とするのが適当とされてる。

また、北地や山地にはエゾタンポポという3倍体種が分布している。

淡黄色花タンポポの分類に関しては、下記論文が詳細に論考している。

http://phytogeogratax.main.jp/site/wp-content/uploads/2018/02/JPT54_1_21.pdf

 

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セイヨウシャクナゲ(西洋石楠花)    ツツジ科(Ericaceae)  

学名:Rhododendron hibridum
別名・別読み: ヨウシュシャクナゲ(洋種石楠花)、ロードデンドロン

日本以外、中国・ヒマラヤ周辺が原産、西欧で品種改良されたものを総称して西洋石楠花。

日本の野生種には ハクサンシャクナゲ  、 ヒメシャクナゲ  、 ホソバシャクナゲ  、  

キバナシャクナゲ  、 アズマシャクナゲ  などがある。

「一般的にいわれるシャクナゲは園芸で使われる分類であり、植物学的な分類ではない。

植物学的な分類ではツツジ属(genus Rhododendron)のうち、

シャクナゲ亜属[無鱗片シャクナゲ] (subgenus Hymenanthes)を指す。

シャクナゲ亜属の原種及びその系統のハイブリッドなどの園芸品種のうち、

花が枝先に房状に多数集まって咲くものを日本では一般的にシャクナゲと呼んでいる。

葉は常緑、大きい。欧米ではRhododendronは植物学的な分類では広義には属名を指し、

狭義がヒカゲツツジ亜属(有鱗片シャクナゲ亜属)がsubgenus Rhododendronである。

しかし、一般的な狭義のRhododendronはアザレア以外のツツジ属の園芸種を指し、

雄しべ10以上、常緑のものであり、シャクナゲ亜属とヒカゲツツジ亜属を含むため、

日本のシャクナゲとは完全には一致していない。

アザレアは落葉性のアザレアAzareaと常緑性のアザレアに分けられ、

日本のツツジやサツキは常緑性のアザレアに含まれる。
 日本産の原種を元にした園芸種をニホンシャクナゲ

欧米で育成された園芸種をセイヨウシャクナゲと大別している。

セイヨウシャクナゲはもともと中国や日本などアジア産のものが元になったものであり、

日本産のシャクナゲが交配親として使われているものもある。

 現在のシャクナゲはハイブリッドがほとんどで、

鮮やかな様々な色の華やかなものが多く、Rhododendron hybridumという。」

「」内は、-植物図鑑、三河の植物-より転載引用させて頂いた。

 

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麻溝公園には楽しい銅像がある。これもその一つ。 癒される^^)。

 

「麻溝公園&相模原公園2020/04/19」