外出自粛要請が出ている中、公園には結構の人出。対応次第ってこと。
後ろの塔は、立ち入り禁止だった。
学名:Spiraea cantoniensis Lour.
小さな花が丸くかたまって咲くことからコデマリ(小手毬)と名前が付いた。
江戸時代に渡来した植物。和名由来は、花序が丸く小さな手毬の様に見える事による。
枝は細く、暗赤褐色、後に褐色になり弓なりに先が枝垂れる。
葉は互生、菱状狭卵形で先は鋭頭、葉先半分に不規則な鋸歯がある。
葉柄は長さ5㎜位。直径5㎝位の丸い散形花序に多数の花をつける。
花は、直径5~7㎜。萼片は、長三角形。花弁は白色。雄蕊は、20~28個。
学名:Rhododendron ‘Oomurasaki’
ヨーロッパ原産。株元から匍匐(ほふく)して茎が伸びる。花は直径2.5cm位、青色の5弁花。
タンポポ
たんぽぽ(蒲公英) キク科 (Asteraceae/Compositae)
学名:Taraxacum japonicum
別名・別読み: ニホンタンポポ(日本蒲公英)
画像のタンポポは、日本タンポポであると思われるが、特定できない。
和名「タンポポ」の由来は諸説ある。花後の姿が綿球のタンポに似ているので、
「タンポ穂」とよばれたとする説。
花茎を切り出して、その両側を細く切り裂いて水に浸けると反り返り、鼓の形になるので、
タン・ポン・ポンという音の連想からという説。
タンポポが鼓を意味する小児語であったことから、
江戸時代にツヅミグサ(鼓草)と呼ばれていたものが、
転じて植物もタンポポと呼ばれるようになったとする説がある。
日本語では古くはフヂナ、タナと呼ばれていた。
地方によっては、ツヅミグサ、フチナなどの方言名がある。-Wikipediaより抜粋引用-
在来種のタンポポのうち、平地に生育する黄色の花の在来種は、
最近では1種類として扱われることが多くなった。
たが、地方によって少しずつ形が変形している。
図鑑には、関西以西にカンサイタンポポ、東海地方にトウカイタンポポ、
関東地方にカントウタンポポ、中部地方以北にシナノタンポポなどと書かれている。
新潟大学の森田竜義氏によると、
これらの平地生2倍体種(染色体を16本もっているタンポポ)は1種類で、
カンサイとカントウが亜種、シナノやトウカイがカントウの変種とするのが適当とされてる。
また、北地や山地にはエゾタンポポという3倍体種が分布している。
淡黄色花タンポポの分類に関しては、下記論文が詳細に論考している。
http://phytogeogratax.main.jp/site/wp-content/uploads/2018/02/JPT54_1_21.pdf
セイヨウシャクナゲ(西洋石楠花) ツツジ科(Ericaceae)
学名:Rhododendron hibridum
別名・別読み: ヨウシュシャクナゲ(洋種石楠花)、ロードデンドロン
日本以外、中国・ヒマラヤ周辺が原産、西欧で品種改良されたものを総称して西洋石楠花。
日本の野生種には ハクサンシャクナゲ 、 ヒメシャクナゲ 、 ホソバシャクナゲ 、
「一般的にいわれるシャクナゲは園芸で使われる分類であり、植物学的な分類ではない。
植物学的な分類ではツツジ属(genus Rhododendron)のうち、
シャクナゲ亜属[無鱗片シャクナゲ] (subgenus Hymenanthes)を指す。
シャクナゲ亜属の原種及びその系統のハイブリッドなどの園芸品種のうち、
花が枝先に房状に多数集まって咲くものを日本では一般的にシャクナゲと呼んでいる。
葉は常緑、大きい。欧米ではRhododendronは植物学的な分類では広義には属名を指し、
狭義がヒカゲツツジ亜属(有鱗片シャクナゲ亜属)がsubgenus Rhododendronである。
しかし、一般的な狭義のRhododendronはアザレア以外のツツジ属の園芸種を指し、
雄しべ10以上、常緑のものであり、シャクナゲ亜属とヒカゲツツジ亜属を含むため、
日本のシャクナゲとは完全には一致していない。
アザレアは落葉性のアザレアAzareaと常緑性のアザレアに分けられ、
日本のツツジやサツキは常緑性のアザレアに含まれる。
日本産の原種を元にした園芸種をニホンシャクナゲ、
欧米で育成された園芸種をセイヨウシャクナゲと大別している。
セイヨウシャクナゲはもともと中国や日本などアジア産のものが元になったものであり、
日本産のシャクナゲが交配親として使われているものもある。
現在のシャクナゲはハイブリッドがほとんどで、
鮮やかな様々な色の華やかなものが多く、Rhododendron hybridumという。」
「」内は、-植物図鑑、三河の植物-より転載引用させて頂いた。
麻溝公園には楽しい銅像がある。これもその一つ。 癒される^^)。
「麻溝公園&相模原公園2020/04/19」