レンゲショウマ(蓮華升麻) キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Anemonopsis macrophylla Sieb. et Zucc.
レンゲショウマ(蓮華升麻);写し方、条件で色々な表情を見せる。。。!
根茎は発達し、高さ40-80cm。日本の植物群を代表する固有属の1つ。
東北地方南部から中部地方で自生地が見られる。
奥多摩の御岳山、近畿の大峰山等、深山の落葉広葉樹林に自生。
残念だが、埼玉県では絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されている。
花名は、花が(下から見上げて)蓮華に、葉が「晒菜升麻」に似てる事に寄る。
茎は細く高く伸びる。根生葉や下部葉は、2~3回3出複葉で小葉は先が尖り卵形。
中には、さらに3浅裂することがあり、鋸歯がある。
伸びた花茎に、紫色の花を下向きにつける。 花弁状に開いているのは萼片。
その内側に花弁が多数の雄蕊を囲みその中心には雌蕊がある。
花弁の先は紫色が次第に濃くなる。萼片は7~10枚、花弁は10~12枚。
レンゲショウマの花言葉は、「伝統美」。日本原産の固有植物にふさわしい。