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Zakkaboh Photo Exposure

Zakkaboh photo exposure  "De photo Flos sketches"

《 “花のその後’2020/5/3⇔素朴な草!?!”朴訥・/・私心》

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ヒトリシズカ(一人静・・吉野静);

ヒトリシズカの実。花の面影がないので、花を見た場所と葉っぱで判断している。

果実(核果)は緑色、類球形~ゆがんだ倒卵形、長さ3㎜位、柄は長さ1.5㎜程。

 

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キンラン(金蘭)・ギンラン(銀蘭) は、開花しないと識別しにくい。

雑木林の減少等で個体数を減らし 環境省の絶滅危惧II類(VU)に登録されている。

属名 Cephalanthera は、ギリシャ語のcephalos(頭)+anthera(葯)。

ずい柱(雄蕊と雌蕊の融合したもの)の頭部の大きな葯の形から名づけられた。

種小名の falcata は「鎌状の」という意味である。

落葉樹林に守られ姿を見せてくれた。今年は、ほぼ満開状態のキンランを見れた。

 

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ジュウニヒトエという名前、どんな植物・花かを想像できない??

其れは別として、色も様々。薄い青紫の十二単をよく見かけていた。

が、目の前の薄い青と白花のジュウニヒトエ、可愛く映った。

Ajuga nipponensis Makino  ジュウニヒトエ 十二単
   synonum Ajuga labordei Vaniot  シンチクキランソウ

Ajuga nipponensis Makino f. nivea Hiyama  シロバナジュウニヒトエ; 白花品種。
  全体に白毛が多く、花穂が長く伸び多数の花をつける。

花が葉腋につくのではなく、穂状花序に花が多数つく。
茎はまれに平伏又は斜上し、基部は帯紫色。根生葉は無いかまたは少数。

葉柄は、根生葉では長さ2.5㎝以下、狭い翼があり、ときに紫緑色。

葉身は倒卵形、広楕円形~類円形又はへら形、まばらに剛毛又は長軟毛がある。

基部は楔形で沿下し、縁は歯状~波状円鋸歯、縁毛があり、先は鈍形。

輪散花序は多数、花がつき、先の輪散花序は頂部の穂状に密集する。

先の花葉は苞状、卵形~広披針形、縁は全縁~欠刻状。

咢は鐘形、先や縁には絨毛がある。咢歯は三角形、咢の長さの1/2以下、先は尖鋭形。

花冠は帯青色又は青紫色、稀に帯白色、暗色の線をもち、筒形。

基部はわずかに膨れ、まばらに軟毛があり、内側に絨毛が環状にある。

上唇は真っすぐ、2裂する。下唇の中裂片は扇状、先は切形~凹形。

側裂片は狭い長円形。小堅果の着点(areole)は小堅果の内側の長さの3/5以下。