今年は、気温の変動の所為か花の咲く時期が可怪しい!?!
そんな中でも初春を彩る黄色い花。どことなく優しい。
神奈川県西部の吾妻山公園の「菜の花」
「菜の花」といっても2~300種類くらいあるらしい。
蜜も種類があって、ミツバチも好みがあると言われている。
吾妻山公園の「菜の花」、どんな種類なのかは知らないが、、、。
古来より食用油として重宝されてきたのであえて題目は「あぶらな」とした。
学名:Brassica rapa var. amplexicaulis(ナノハナ)
別名:ナノハナ(菜の花),ナタネ(菜種)
花期:春
スカンジナビア半島からシベリア、コーカサス地方が原産地。東アジアでも古くから栽培され、「ざいらいなたね(在来菜種)」と呼ばれる。越年草 で古い時代に中国から渡来し、野菜として栽培される帰化植物。茎は軟らかく、葉とともに食用にもされ、種子からは食用油が採れる。葉は奇数羽状複葉で、裂片は6対前後つく。無毛種(早生菜)や有毛種(四月菜)、切れ込みのない全縁種(田舎種)など色々ある。
在来種のナタネ,セイヨウアブラナ(洋種ナタネ,また,チリメンハクサイに改良を加えてつくられた切り花用のナノハナ(菜の花)という区別があるようだが、典型的な十字架植物(花弁が4枚)。花の後に細長い莢状の実をつけ,中に1ミリ位の無数の種が入っている。脂肪分多く、絞って取るのが菜種油。
茎の基部の葉は柄があり先太りし羽状に裂ける。ふちには鈍い歯牙がある。葉の基部は茎を抱く。茎頂に総状花序を立てる。花軸が次第に伸びて総状になり,黄色の十字架状の花が密集して咲く。萼片は開出する。アブラナ属 似た花セイヨウアブラナは萼片が斜上し、葉の基部が茎を抱かない。