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Zakkaboh Photo Exposure

Zakkaboh photo exposure  "De photo Flos sketches"

《 “緑・気・浴”❖ 2020/04-1❖》

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ムサシアブミ(武蔵鐙)  サトイモ科(Araceae)     学名:Arisaema ringens (Thunb.) Schott

 

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ワダソウ(和田草)  ナデシコ科(Caryophyllaceae)     学名:Pseudostellaria heterophylla

《 “泉の森・私個人初見植物!?!”朴訥・/・私心》
近間の泉の森、頻繁に散歩する場所。それでも初見の植物と出会うことがある。
両親が記録していた中にも載っていない植物。出会いがなかったのか否か??
先日、2種類の初見植物を観た。上画像のムサシアブミとワダソウ。
どちらも他所では観たことがあるが、泉の森では初めて。
これからも未見の植物が目の前に現れるだろう。自然は、感動を与えてくれる!!

* ムサシアブミ(武蔵鐙)は、マムシグサ や コウライテンナンショウ に似る野草。
名前の仏炎苞と呼ばれる花が、馬に乗る時に足をかけるアブミ(鐙)に似る。
そして仏炎苞が鐙(あぶみ)を逆さにした形に似ていることが名前の由来。
葉は2枚、小葉は3枚、花柄は葉柄より短く、3~10㎝しかない。
仏炎苞は暗紫色、舷部は曲がって袋状になり、先は尖り、脈が目立つ。
筒口部の耳も大きい。テンナンショウ属でも特異である。
葉柄の間から葉より低い花茎をだし、仏炎苞に包まれた肉穂花序をつける。
仏炎苞は暗紫色か緑色まで変化があり、白い筋がある。
筒部は長さ4〜7cm、口辺部は耳状にはりだし、舷部は袋状に巻き込む。
花序の付属体は白い棒状。サトイモ科テンナンショウ属。

* ワダソウ(和田草) は、同属のヒゲネワチガイソウ(髭根輪違草)に似ている。
違いは、ワダソウは全体的に上の葉の縁が波打ち、花弁先端に切れこみがある。
茎高は10-20cm、直立し短毛が2列にはえる。主根は、地下に真直に伸びる。
葉は対生で、下部の葉は、2-4対が対生し線状へら形から楕円形で、長さ3-6cm。
基部は狭まって柄状になる。上部の葉は集まって付き卵状披針形で長さ3-6cm。
葉の腋から細く短毛のある柄を出し、白色の花を上向きに付ける。
花弁は白色で5個。倒卵形で長さ6-8mm、先が凹む。萼片は5個。花の径は約1cm。
日本では本州(岩手県以南)、九州北部の平野部丘陵地や山地の林縁に自生する。
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ムサシアブミ、ワダソウ共に泉の森では初見(僕個人)である。
森の中は、立ち入り禁止区域が多々ある。人知れず生育してる花もあるだろう。
ワダソウも金網の向こう側で咲いていた(2箇所の内の1箇所)。
「20/03/28泉の森」