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Zakkaboh Photo Exposure

Zakkaboh photo exposure  "De photo Flos sketches"

《“買い物の途中公園で❖2020/08/14❖》

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ナツフジ(夏藤)    マメ科 (Fabaceae) ナツフジ属

学名:Millettia japonica (Siebold et Zucc.) A.Gray
Wisteria japonica Siebold et Zucc. 

 ドヨウフジ(土用藤)

和名は夏に花が咲き、フジによく似ていることに由来。

別名も同様に夏の土用の頃咲くことから。
蔓は上から見て左巻き。葉は互生、奇数羽状複葉で無毛。

葉腋から吊り下げた総状花序にフジに似た淡黄白色の蝶形花をつける。

萼は花とほぼ同色、先が浅く5裂し縁が赤色を帯びる。

蔓状で花は垂れ下がる。

 

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ムラサキナツフジ(紫夏藤) マメ科 (Fabaceae)カレルヤ属  

学名:Milletia reticulata Bentham

Callerya reticulata (Bentham) Schot
別名: サッコウフジ(酢甲藤)

ムラサキナツフジはマメ科カレルヤ属の栽培種に由。
 蔓性木で茎は太くよく分枝、細くうねがある。

葉は、奇数羽状複葉で対生し、やや厚みがある。

夏に総状花序を伸ばし暗紫色から紅紫色に変化する蝶形花をつける。

花冠は、紫色だが栽培種には白色、紅色がある由。

花は、藤のように垂れ下がらない。

*       *      *

以上の2種類の藤は混同して覚えられているフシがある。

説明書きでは、単にムラサキナツフジとあるが、明らかにナツフジだった。

この公園、自治会が管理している。園芸店の説明に問題ありか??

 

 

 

 

 

《“蚊取り線香”持って散策(3)❖2020/08/01❖》

藤沢えびね やまゆり園は、里山的林、開園して5年ほどだが年々整備され、手作り感満彩!

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カノコユリ(鹿の子百合) ;

花名は、鹿の子模様の赤い斑点があることに由。四国、九州に自生。

自生変種に シマカノコユリ  がある。カノコユリは一株につける花の数が多い。

江戸時代に西洋医術を伝えたシーボルトは、オランダに持ち帰っている。

自生種は白地に赤い斑点があり、山地や海岸付近のやや乾燥した崖等に生育する。

時に、次の3の変種に分けることがある。
カノコユリ(シマカノコユリvar. speciosum) 、タキユリ(var. clivorum)
タイワンカノコユリ(var. gloriosoides、藥百合・鹿子百合)

シマカノコユリは、九州西海岸に自生している。
タキユリは、四国山中、九州西彼杵半島&九十九島に自生《絶滅危惧Ⅱ類(VU)》。
タイワンカノコユリは、中国(浙江・安徽・江西)、台湾に自生。

《“蚊取り線香”を持って散策(2)❖2020/08/01❖》

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       シュウカイドウ(秋海棠)     シュウカイドウ科(Begoniaceae)  

        学名:Begonia grandis Dryand.  Begonia evansiana Andr.

                別名: ヨウラクソウ(瓔珞草)

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     咲いてる場所、光線の具合で微妙に色が変化する。なんとも怪し気だ。

 

 

 

《“蚊取り線香”を持って散策(1)❖2020/08/02❖》

藤沢えびね やまゆり園っという小さな里山公園。

この公園は、藤沢市遠藤に残された山林、竹林、畑など、

里山の自然景観を多くの人に楽しんでもらをうと、

また、地域や農業の活性化の一助となることを目指して、

2015年春にNPO法人組織が開園した公園。

夏場には、携帯用の蚊取り線香を用意して下さる。

心遣いもさることながら、同好の士が集う場って感じの環境。

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 ノカンゾウ(野萓草)     ツルボラン科(Asphodelaceae)   

学名:Hemerocallis fulva var. angustifolia Baker
Hemerocallis fulva L. var. longituba (Miq.) Maxim.
別名: ワスレグサ(忘草)、ベニカンゾウ(紅萓草)

ススキノキ科は旧ユリ科から分割された。

APGⅣ(2016年)でススキノキ科(Xanthorrhoeaceae)からツルボラン科に改められた。
 花が八重のヤブカンゾウより全体に小型で、やや湿った場所を好む。
 葉は幅1.5㎝位。花柄は長さ3~5㎜。花は一重で、直径7㎝位。

花冠の筒部は長さ3~4㎝、花弁は長さ5~11㎝、6枚。花の色は変化が多い。

2枚目・3枚目の茎に見える白いもの???害虫とされるカイガラムシか?

 

 

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キツネノカミソリ(狐の剃刀)         ヒガンバナ科(Amaryllidaceae)   

学名:Lycoris sanguinea Maxim. var. sanguinea 

ぽつんと1茎だけが見えた。

 

 

《色とりどり“蓮”❖2020/07/24大船フラワーセンター❖》

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ハス(蓮)      ハス科 (Nelumbonaceae)             学名:Nelumbo nucifera Gaertn.

  インドのサンスクリット語では、ハスはパドマ padma(蓮華)と呼ばれ、次の五種があるとする。
 カマラ kamala(紅蓮華)     プンダリーカ pundarika(白蓮華、芬陀利華)
ウトパラ utpala(青蓮華、優鉢華・優鉢羅華)     ニーロートパラ nilotpala(青蓮)
クムダ kumuda(白睡蓮・黄蓮華)     これらはスイレンを含んだ総称。

《 “緑・気・浴・・里山&額庭!?!”❖2020/0719-24❖》

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ハナイカダ花筏ハナイカダ科(Helwingiaceae)          学名:Helwingia japonica FG.Dietr.

里山・丘陵の湿り気のある森に見れる低木。高さ3m位になる。

独特なのは、葉身の主脈上、中央付近に直径約5㎜位の淡緑色の花をつける。

画像は、花後に見せた熟した果実(液果で種子が2~4個入っている)。
花筏という名は、花や果実の様子を筏(イカダ)に乗った船頭に見立てたもの。

 

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サフランモドキ(サフラン擬き) ヒガンバナ科(Amaryllidaceae)
学名: Zephyranthes carinata Herb.  Zephyranthes grandiflora Lindl.

春に茎を立てていた脇に春よりでかいサフランモドキ花が顔を見せた。

 

 

 

《孤高な“山百合”❖2020/07/19❖》


 

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ヤマユリは,日本の百合の中で女王的存在で花の大きさも一番。

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葉は披針形、互い違いに生える。茎先に香りのよい漏斗状の花をつける。 

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ヤマユリ(山百合)      ユリ科(Liliaceae) 

学名:Lilium auratum Lindl. var. auratum 

花は普通、数個付く。香りが強く、花の直径は20~26㎝と大きい。

花弁は白く6枚、赤紫色の斑点があり中央に黄色い帯状の線が見られる。

花弁の先端が、反り返るように横向きに咲く姿、迫力満点。