コモチマンネングサ(子持ち万年草) ベンケイソウ科 (Crassulaceae)
学名:Sedum bulbiferum Makino
《トキワハゼ(常磐黄櫨) ゴマノハグサ科 学名:Mazus pumilus 》との競演か!?
《 “可愛く健気な姿!?!”花暦・_・野草》
コモチマンネングサ(子持ち万年草) ベンケイソウ科 (Crassulaceae)
学名:Sedum bulbiferum Makino
葉の付け根に双葉状の芽をつけ、これが地面に落ちて繁殖することから名前が付いた由。
コモチマンネングサは、在来種で葉の基部に珠芽(むかご)を付けるのでコモチ名が付いた。
茎は下部では地を這い、上部で立ち上がる。葉は下部で対生し、上部は互生する。
葉は長さ1㎝程の扁平なへら形で多肉質。葉の裏側に1脈があり、表面の基部が凹む。
葉先縁に微細な突起がある。花は直径10㎜前後の黄色の5弁花。花弁は4㎜程度。
雄蕊は10個で花弁より短い。葯の表面は濃黄色。萼片は花弁より短い。
珠芽は小さな円い葉の新芽のように見える。種子はほとんどできないらしい。
よく見られるツルマンネングサは茎が這い、葉がへら形で、3個輪生する。
雑草と呼ばれ嫌われ者の野草だが、この小さな花も結構、見応えあり瀟洒だ!!