《時節感慨・・呟記・・》タツナミソウ(立浪草);
木漏れ日が当たる様な場所にひっそりと咲く風情は、おつなものである。
春先の浜辺で見ゆる、白波がたっているやの姿だ。
シソ科のくちびる形の花、その特徴が楽しい。
仲間にコバノタツナミやオカタツナミソウ、近い仲間にシソバタツナミがある。
茎は断面が四角形で赤味を帯び、白色の軟毛が沢山、出てる。
葉は対生で広卵形、基部は心形、
縁に粗い鋸歯があり葉の両面に毛が生え葉裏に腺点がある。
茎頂に青紫色の唇形花を同じ方向に花穂を多数出す。花冠や萼に腺毛がある。
オカタツナミソウの花穂はタツナミソウより短く、茎の先に花が固まってつく。
海岸近くに多いコバノタツナミは小型、茎や葉にビロード状の短毛が密生する。
* * * * *
ゴールデン・ウイークとやらで来週1週間は、お遊び・お楽しみ週間!!
今年は、体調不良も手伝って自宅監禁状態になりそうだ。
小さな庭のあちこちに野草が茎を伸ばし華麗な花を見せてくれた。
芝で覆われた小庭を放置して6年ほどたち自然植生に任せてみると、
こんな楽しい姿を見せてくれる野草、何とも妖艶だ。
ガリバーよろしく、、、の世界だが癒される小宇宙である。
「自宅2018/4/22」