『植物探訪』
コスモス(コスモス) キク科(Asteraceae)
学名:Cosmos bipinnatus Cav.
別名: オオハルシャギク(大春車菊)、アキザクラ(秋桜)
秋桜というが、チョット??秋桜は、赤系の中に白を配置したりバランス良くしている。
茎は普通、直立し、全体に無毛。葉は対生し、2回羽状深裂し、裂片は糸状。
茎頂でよく分枝し、長柄の先に多数の頭花をつける。
頭花色は、ピンク・白・紅紫など。舌状花は8個程度が多く、舌状花の先は3裂する。
園芸品種が多く、センセーション(Sensation)、イエローガーデン(Yellow Garden)、
シーシェル(Seashell)、ダブル・クリック(Double Click)、ソナタ(Sonata)等が知られる。
ハコネウツギ(箱根空木) タニウツギ科(Diervillaceae)
学名:Weigela coraeensis Thunb.
名の由来は幹の中心が空洞に なっていることから。
幹は灰褐色。葉は対生し、楕円形~卵状披針形で細かい刺状の鋸歯縁。
ハコネウツギと呼ぶが、箱根には少なく、箱根にはニシキウツギの方が多い。
庭木・公園等でよく見かける低木。花は初め白色、次第に紅色に変化する。
初めから紅色のものは紅花箱根空木、白色で変色しないものは白花箱根空木。
花冠は、漏斗形、先が5裂する。花冠の筒部が中間で急に太くなるのが特徴。
萼は5裂。裂片は狭い披針形で先は尖る。雄蕊5個。雌蕊1個。柱頭はほぼ球形。
ニシキウツギも花色が同じように変化する。
葉柄が長さ8㎜前後。葉裏に毛が多。花冠の筒部の広がり方がなだらか。